よくある質問
FAQ
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避難訓練の重要性を教えてください。
近年、大規模災害が増加していますが、実際の被害は災害の規模だけでは決定しません。災害の規模は施設の脆弱性とも関連しています。避難訓練等を実施していない脆弱な施設であれば被害がより大きくなりますが、施設の脆弱性を補っている施設では同じ災害でも被害が少なくなります。施設の弱さを補う事が避難訓練の大きな目的です。
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施設の脆弱性について詳しく教えてください
介護施設では、自力では避難できない人々が生活しています。避難時にも介護が必要である点が災害時における大きな脆弱性です。避難までに多くの時間を要し、また、避難時の介護負担も大きくなります。
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避難訓練は夜間と日中のどちらを想定すべきですか?
避難が困難であるのは職員数が少ない夜間となります。大規模施設において夜間に避難を行う場合には、地域住民等の手助けが必要となります。避難訓練の実施に際しては、日中時間帯での訓練を十分に行い、その次に夜間を想定した訓練を行うとよいでしょう(夜間を想定した訓練であればよく、必ずしも夜間に行う必要はありません)。
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管理者不在時の指揮系統について教えてください。
災害時の避難は瞬時の判断が必要です。管理職が不在の時に対応するときのルールを決め、ルールの周知徹底を図りましょう。
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避難のタイミングについて教えてください。
各施設が立地している状況により避難のタイミングは異なります。高齢者施設では、警戒レベル3(高齢者等避難)が避難開始の目安となります。
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備蓄は何日分用意すべきですか?
非常食の備蓄量は最低限3日間とされています。利用者だけではなく、職員分の非常食も用意する必要があります。また、福祉避難所の指定を受けている施設では地域住民の避難が想定されます。自治体や地域とも相談し、地域住民の避難も想定した備蓄を確保しましょう。
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非常食で留意すべきことはありますか?
介護施設では、嚥下機能が低下している人が多数生活しています。とろみをつける材料や、高カロリーで飲み込みやすいもの用意する必要があります。
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